『 いつかは自分の建築を。』

30代から建築士を目指し、奮闘する日々の記録

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週末授業④〜ドローイング〜

4度目の週末授業への参加。
今回は「ドローイング」の授業でした。 内容は以下の通りです。
 
  1. 授業参加前の準備
  2. 授業の大まかな内容
  3. 授業を受けて得たもの
  4. 授業の雰囲気
  5. かかった費用
  6. 追加で購入したもの
 
1. 授業参加前の準備
 
いつも通り、授業に参加するにあたり、事前に与えられた課題をしておかなければなりません。 主に以下の内容です。
 
・写真のトレース
 
自分で撮影した写真等をベースにトレーシングペーパーを使って写真をトレースします。
 
・スケッチ
 
大・中・小をモチーフに各2枚ずつスケッチをします。
だいたい全部で6時間くらいかけて準備しました。
 
 
2. 授業のおおまかな内容
 
・ひたすらドローイング (1日目)
 
この授業ではとにかくひたすらドローイングを繰り返します。
全部で50枚くらいは描いたんじゃないでしょうか。
ドローイングは、1分、2分、5分…20分と、時間を区切ってどんどん対象物を描いていきます。
 
・大学構内を風景をスケッチ(2日目)
 
20分かけて描くスケッチを2枚、10分かけて描くスケッチを2枚という風に、時間を区切って、大学構内にある風景をいくつかスケッチします。
 
3. 授業を受けて得たもの
 
・ドローイングとは
 
建築でいうドローイングとは絵を上手に描くことではありません。
時と場合に応じて必要な情報を絵で伝えること、それがドローイングです。
 
私は昔から絵を描くことが得意ではありませんでした。
絵を描いているところを人に見られるのも嫌なくらいでした。
 
でもこの授業を受けて何かが吹っ切れました。
 
「建築で絵を描くのは決して上手に綺麗に描くことではなく、伝えたい情報を伝える絵を描くことです」
 
この先生の言葉でなんとなく絵を描くことに対する抵抗がなくなりました。
授業中のドローイングでも、今までおそるおそる描いていた1本1本の線を大胆に描けるようになりました。
 
下手でもいいんです。相手に伝われば。
 
時間を区切ってのドローイングをしたと前述しましたが、1分という時間になってくると、もう描く対象の線をひたすら大胆に描き表現するしかありません。
それでも何回も描くことで何を描いているのか伝わる絵が描けるようになりました。
 
・消しゴムは使わない
 
私は、間違いはすぐ消しゴムで消してしまいたい人間です。
 
でも先生は消しゴムは使わないと言いました。
 
間違いも含めそれは自分の思考の課程、軌跡であって消すべきではないとのことでした。
 
それにどんな意味があるかまでは理解に及ばなかったですが、これもまた私の中の何かを吹っ切ってくれました。
間違うことや、下手な絵を描くことを恐れていたのかもしれません。でも間違っても、下手な絵でも、伝わればいいんです。
消しゴムで消してない線が残っていても、伝わればいいんです。
 
・線は濃く、大胆に
 
線は「ひょろひょろ〜」っと慎重に描いていた私ですが、1分のドローイングとなるとそうはいきません。
状況的に一発で濃く大胆な線を描くようになったらば、なんと10分かけて丁寧に描いたつもりの絵よりも見れる絵になってる。
シンプルですが大事なことを知りました。
 
 
4. 授業の雰囲気
この項目を無くそうかと思うくらい、前回と変わらず皆さんまじめな姿勢。
ドローイングのレベルは素人目にも上手い人は上手い。
とても刺激を受けたり、参考になるタッチのドローイングをする方もたくさんいらっしゃいました。
日頃からドローイングのレベルを上げるために、ドローイングを習慣にしている人もおり、私も真似しようと思いました。
 
・先生の採点
 
先生の採点は今回はどういうポイントで行われたかわかりませんでした。ただ先生曰く「まじめにやっていれば単位を落とすことはない」とのことでした。今の所毎回先生がそうおっしゃるので、とにかく週末授業はまじめに授業に取り組むことですね。
 
 
5. かかった費用
かかった費用を記録しときます。
 
交通費:27,090円(新幹線、在来線、地下鉄)
宿泊費:8,000円(カプセルホテル2泊)
飲食費:約4,000円
その他:なし
合計:39,090円
 
 
6. 追加で購入したもの
 
・鉛筆(4B,3B,2B,B,HB,H,2H)
・練り消しゴム
・スケッチブック
クロッキーブック
・木炭
パステ
・クレヨン
・定着液
 
おわり