自宅課題について
これまで、すでに始まっていた「週末授業」については忘れないうちに記録をと思い、いくつかの記事を書いてきましたが、「自宅課題」についてはまだ詳しく触れることができていなかったので、ここで一旦「自宅課題」についてまとめておきたいと思います。内容は以下の通りです。
- あらためて履修科目の分別
- 作品をつくる課題
- レポートと試験で合格する課題
1.あらためて履修科目の分別
過去の記事「通信制の大学とは」で、履修する内容の体系的なことについては書いていました。
改めてまとめておくと、卒業までに履修する内容は
1.自宅課題
①作品をつくる課題
②レポートと試験で合格する課題
2.週末授業
に分かれます。
今までつらつらと記録してきた大半が「2.週末授業」を受けた記録になります。
今回の記事では、「1.自宅課題(①作品をつくる課題、②レポートと試験で合格する課題)」について、いったいどういうことをするのかまとめます。
2.作品をつくる課題
「作品をつくる課題」とは、文字通り、課題として与えられた作品を自宅で作成し、その成果物を大学に郵送し、評価をしてもらうというものです。
例えばこういうものがあります。
・名建築の模型をつくる
・名建築の平面図を描く
・建築家について雑誌風にまとめる etc
作品は、四半期ごと(4〜6月、7〜9月、10〜12月、1〜3月)にふた月ずつ提出するタイミングがあります。
学校からの指示による作品完成のおおよその目安は90時間、2ヶ月かけて完成させなさいとなっています。が、現実的にそんなに時間をかけられないので、私の場合、集中して一つの作品を2週間程度で仕上げています。
しかし評価には当然不合格があるので、90時間を2ヶ月とは行かないまでも、自分で納得するクオリティのものには仕上げるように心がけています。
なぜなら、この「作品をつくる課題」こそ履修順序が定められており、一つ不合格になって履修が遅れると、「最短2年で卒業するために」に大きく関わるからです。
3.レポートと試験で合格する課題
このレポートと試験の課題については今まであまり触れたことがありませんでした。
私自身が甘く見ていたという裏返しかもしれません。
しかし、また別の記事で紹介しますが、初めて「不可」をもらったのがこのレポートと試験の課題です。
まずどういう流れかというと、
卒業までに履修しなければならない専門科目が決まっています。
要は、卒業までに指定された科目に全部合格すればいいので、「作品をつくる課題」のように履修順序はありません。極端なことを言うと、卒業直前の提出期間に全て提出しても理論上はオッケーということです。
ただし、そう上手くもいかないので、あらかじめこの時期にこのレポートと試験課題を合格するというスケジュールを決めて取り組みます。
レポートは四半期ごと(4〜6月、7〜9月、10〜12月、1〜3月)の最初のひと月に提出するタイミングがあり、レポート添削が合格すると四半期ごとの終わりの月に試験を受けることができます。
試験は対面式(大学に行って試験を受ける)ことも選択できますが、ほとんどの方がwebで試験を受けると思います。
試験内容は、あらかじめ「〜について論述できるようにしておきなさい」という指示があるので、準備さえしっかりしておけば大丈夫だと思います。
ただ、前述したように私は一度初めての「不可」をもらっています。
添削文を読むと、最初は「その程度で不可にするか」と思ってしまった内容なのですが、それは若かりし頃の「コピペ」でレポートを作り単位をもらっていた時代の感覚。通信制の大学ではそうはいかないという洗礼を食らったのです。詳しくはまた別の記事で書きますね。
まとめると、レポートを提出→合格→同じテーマの科目の試験を受ける→合格、でやっと単位がもらえる仕組みです。
履修順序はありませんが、年に4回しか提出のチャンスがないので、甘く見ていると痛い目に合います。
以上が、自宅課題の主な内容です。
これらと週末授業をこなして無事卒業できます。
具体的な自宅課題の内容は、また今後記録していきたいと思います。
おわり