『 いつかは自分の建築を。』

30代から建築士を目指し、奮闘する日々の記録

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週末授業③〜平面図〜

3度目の週末授業への参加。
今回の授業は名建築の平面図等を手書きで仕上げるものでした。
 
記事は以下の内容になってます。
  1. 授業参加前の準備
  2. 授業の大まかな内容
  3. 授業の雰囲気
  4. かかった費用
  5. 追加で購入したもの
 
1. 授業参加前の準備
 
授業に参加するにあたり、事前に与えられた課題をしておかなければなりません。 主に以下の内容です。
 
※手書き図面を仕上げるための道具は「建築を学ぶ前に揃えておくべきもの〜手書製図編〜」にまとめてありますので参照ください。

 

 

30-ken.hatenablog.com

 

・授業であつかう名建築について知っておく。(題材は週末授業②と同じ名建築)

授業で扱う建築および建築家についてまとめられた資料が事前に与えられるので一読しておきます。私は自分でも参考図書をあたりもう少し知識を深掘りしました。図書は公共の図書館で閲覧したり、今後役に立つ書籍は購入したりもします。
大学の図書館もかなり充実しているのですが、私の場合遠方なので借りると返却が難しいことからあまり利用していません。
 
・図面にはどういうものがあるのか知っておく
与えられた資料をもとに建築図面にはどういったものがあって、それぞれどういった意味を持っているのか知っておきます。
・手書き図面の道具や書き方を知っておく
与えられた動画教材を視聴し、手書き図面の書き方の基本や、使う道具について知っておきます。
 
・教科書を読む
入学時に送られてくる教科書のうち指定の教科書の指定ページを読んでおきます。
実際読んでいなくても授業に差し支えはないのですが、今後のために読んでおくべき内容でした。
 
・名建築の平面図を手書きでトレースする。
授業で書くものとは別の名建築の平面図(1/100)を手書きでトレースする。
 
・縮尺を知る
与えられた図面の縮尺をコピー機を使って変更し縮尺の感覚をつかみます。
 
2. 授業のおおまかな内容
 
・名建築の平面図、断面図、配置図を手書きでトレースし、A2用紙1枚に美しくまとめる。
 
上記を2日間で仕上げます。図面の手順は人によって異なりますが、参考までに私が行った手順を書いておきます。
 
〜手順〜
レイアウトを決め補助線を書いておく。
(A2用紙に平面図、断面図、配置図が入るように)
通り芯の下書き線を書く
断面線の下書き線を書く
断面線を太い線で描く
開口部や家具建具などを細い線で描く
寸法を書く
記号等を入れる
断面図の植栽を表現する
 
最後にダンボールで簡易的な額縁を作りました。
 
一見簡単そうに見えますが、しっかり丸二日かかりました。
こちらも模型の授業同様進捗スピードは人によって異なります。
 
模型作成時ほどではないですが、昼休憩の短縮、居残り、二日目授業前の作業はやはりしました。
 
・図面を書いて思ったこと
 
先生は下書き線は消さなくて良いと言っていましたが、初心者が書く下書き線は下書きに見えない位濃くなってしまう線が多く、できれば必要なくなった時点で消しておいた方が仕上がりがきれいです。
 
・先生の採点および皆さんの作品の講評
 
先生の採点のポイントは、図面に書くべき内容が書かれているかということです。
授業中に最低限図面に書いておく情報を先生が言いますのでそこをしっかり押さえましょう。
今回の先生は単位についてはっきり言っていました。「作品の出来で成績は左右するがまじめに取り組んでいれば単位を落とすことはない」とのことです。
ただこれは先生によって異なりますので、週末授業では時間内に与えられた課題を完成までもっていくことに注力すべきです。
 
 
3. 授業の雰囲気
 
今回の授業も皆さんまじめに黙々と課題作成に取り組んでいました。
模型と同じで自分と時間との勝負。
他生徒とコミュニケーションは取りますが、それより課題作成に没頭したいという感じだったかと思います。
 
 
4. かかった費用
 
かかった費用を記録しときます。
 
交通費:27,090円(新幹線、在来線、地下鉄)
宿泊費:7,800円(カプセルホテル2泊)
飲食費:約3,500円
その他:なし
合計:38,390円
 
 
5. 追加で購入したもの
 
・両面テープ(10mm)
 ダンボールで簡易的な額縁を作成する際に使用。 
 
おわり