入学して4ヶ月経ち、おもうこと
今年の4月に入学し、はや4ヶ月が経ちました。
節目の月でもないのですが、ここで一回通信制大学の建築学科に通い始めて思うことを
「いいこと」「いいことではないこと」に分けて書いておきたいと思います。内容は以下の通りです。
いいこと・いいことではないこと
- 週末授業の講師が毎回違う
- 建築学生ぽくなってきた
- 時間と休みがない
- 履修スケジュールにひずみ
- 出費が多い
- まとめ
いいこと
1.週末授業の講師が毎回違う
大学によって、授業をしてくださる講師の先生がだいたい同じ講師陣か、授業によって毎回講師の先生が違うという二つのパターンに分類されるかと思います。
私が通っている大学の場合、週末授業の講師の先生が毎回違います。
その先生方は大学の常勤講師というわけではなく、本業は建築家の方がほとんどです。
このシステムが私は非常にありがたいです。
なぜなら、毎授業でそれぞれの建築哲学を聞くことができるから。
「建築哲学?」と首をかしげるかもしれませんが、私が勝手によんでいます。
私が言う「建築哲学」とは、建築家の軸、ポリシー、モットー、個性のようなもの。
私が尊敬する建築家が、私が建築の道に進む時に、「勉強する過程で自分の建築哲学を形成するように」という言葉をくれました。
その為には、過去の偉大な建築家や現代活躍している建築家たちの様々な哲学に触れる必要があります。
私の大学では、毎回講師が違い、しかも皆さん建築家として活躍されている。
そして毎授業、惜しみなく自分たちの建築哲学を話してくれます。
その話が聴けるのが毎回楽しみです。
2.建築学生ぽくなってきた
いいことに分類しますが、この4ヶ月でなんとなく建築学生ぽくなってきたと思います。言い方を換えると、建築界の常識がなんとなく染み付いてきたと言う感じです。
例えば以下のようなことです。
・建築の世界の言語が染み付いてきた
どんな世界にもその世界独特の共通言語があると思いますが、建築の世界の言語がいつの間にか体に染み付いてきた気がします。
・建築物を今までと違う目線で見ることができるようになった
以前までは、建築物を見てもなんとなくすごいな、かっこいいなとしか表現できなかったものが、もう少し具体的に言葉で表現できるようになってきました。
いいことではないこと
3.時間と休みがない
通信制大学に通っている人は、仕事を両立させながらという人が多いと思うんですが、とにかく時間がない。
一つの課題が完了してもすぐに次の締め切りに向けて課題や週末授業の事前課題を始めなければなりません。
仕事をしながらとなると、勉強時間は基本的に夜間か休日のみ。
休まる間がありません。
また、普通の大学だったら、例えば4月〜7月に授業を受けて、レポートの提出や単位修得試験を終えて、長期の夏季休暇に入ることと思います。
通信制大学だとそうはいきません。夏季休暇などは当然なく、毎月何かの課題の締め切りがあります。
つまり入学して履修をスタートしたら、短くても2年は走りっぱなしの状態です。
このことを覚悟してから入学しないと、途中で心が折れてしまうかもしれませんのでご注意を。
4.履修スケジュールにひずみ
「最短2年で卒業する為に」でも書いていますが、
自分の計画通りに卒業する為には、いかに最初にたてたスケジュール通りに履修を進めていけるかが重要です。
そう書いておきながら、早くもスケジュールにひずみが出てきました。
といっても、いまのところ課題を提出するスケジュールは守れています。
ただ、毎回ギリギリです。
私としては、<締め切りより先行して提出する課題を終わらせ、週末授業の事前課題も余裕を持って終わらせていく>という計画だったのですが、期限ギリギリの中、なんとかこなしていっている状況です。
どこかで巻き返しをはかり、余裕を持った課題提出のサイクルに持っていきたいのですが、そんな気持ちとは裏腹に、時間はただ過ぎていく状況です。
気持ちが折れそうになることもありますが、最終目標を考えるとまだまだ通過点、自分を奮い立たせて頑張ります。
5.出費が多い
やはりお金の問題は避けて通れません。
まず、この4ヶ月は、勉強を始める為の初期費用(必要最低限の道具等)が多くかかってしまいました。
思っていたよりお金かかるなと思ったのが、課題作成の為の材料費です。
模型の製作となると、毎回スチレンボード等をたくさん買うので、それが積み重なるとばかになりません。
あとは週末授業の交通費および滞在費。
これがあと2年続くと思うと結構厳しいので、節約と貯金をうまくこなしていきたいと思います。
6.まとめ
まとめると、4ヶ月経った時点で、課題の提出や週末授業の事前課題の準備はギリギリの状況で、お金もかかり大変ですが、得るものも大きいということです。
たまにこうした振り返りも記録していきたいと思います。
おわり