『 いつかは自分の建築を。』

30代から建築士を目指し、奮闘する日々の記録

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週末授業①〜ガイダンス〜

はじめての週末授業。
7年振りの大学の授業へ参加してきました。入学式はあったのですが私は参加していない為、はじめて大学の雰囲気を感じ取ってきました。
この記事の内容は以下の通りです。

授業参加前の準備

まず、授業に参加するまでにしなければいけないことがあります。
大学側から与えられた事前課題です。
この事前課題はすべての週末授業に存在します
それなりの精度の課題を仕上げるためには2週間前くらいから準備するべきです。
ただし、今回の週末授業はガイダンスに近いものがあり、事前課題も簡単なものでした。
今回の事前課題
・卒業までの履修スケジュールをつくる
入学した時に大学側からもらってる履修ガイドを元にどのように履修していけば自分が予定している期間で卒業できるかを考え、スケジュールを作っていきます。
私の場合は2年での卒業を目指しているので、履修順番のルールと照らし合わせながらスケジュールを作成しました。
これは授業参加時に先生に提出し、間違いがないかをチェックしてもらった上で、返ってきます。今回の事前課題は以上です。

授業に持っていくものの準備

おおまかに言うと
・簡易的な模型作りに必要な道具
などです。
模型作りに必要なものは別途

建築の勉強をはじめるに前に揃えておきたいモノ〜模型製作編〜 - 30歳から建築士を目指す

に記録してありますので、参考にしてください。

私以外はどういう学生がいたか

通信制の大学に通う上で皆さんが気になっているのが、他にどういう学生がいるのかということだと思います。
今回はガイダンスということもあり全員の簡単な自己紹介がありました。私の個人的な印象をまとめておきます。
※完全な主観と個人的印象なので全く精緻な数字ではありません。
年齢層
  • 20代以下 15%
  • 30代        10%
  • 40代        40%
  • 50代        25%
  • 60代以上10%
年齢は紹介される人もされない人もいたので全く正確な数字ではなく、全体を見渡した時の主観です。全く違うかもしれませんので悪しからず。
男女比
50:50
だいたい半々くらいかと思われます。どちらかに偏ってるということはなかったです。
どういう人
  • 1番多いなと思ったのは不動産関係の方。仕事を進めていく上で、建築の知識がないと営業や現場での共通言語に困り、建築を学ぼうとしている人が多かったです。
  • 不動産関係以外の建築の知識を仕事で必要とされる方(役所に勤めていて建築に関する課に所属することになった等)
  • 将来自分で自分の自宅を設計したいという方
  • 時間に余裕があり、昔から興味のあった建築を学ぼうと思った方(主婦の方が多かった気がします)
  • 少なかったですが高校卒業後の大学の進学進路として通信制を選ばれた方もいました。選んだ理由は普通の大学に行くより、前述しているような社会人を経験されてる方々に囲まれて学んだ方が刺激になるということでした。若いのにすごく考えてるなと感心しました。
私のように設計事務所に勤務してる人は少なかったです。
このように皆さん各々明確な理由があり、入学されてる人が多いです。自己紹介を聞いてると刺激を受けるような入学理由を持ってらっしゃる方が多く、一緒に学んでいく仲間としてモチベーションを上げてくれるメンバーだなと思いました。

授業のおおまかな内容

・直近提出すべき課題の進め方の説明
主に1年次に履修する自宅課題の履修の進め方の説明がありました。実際に課題内容に即して手を動かしながらの授業なのでこれからの課題への着手がスムーズになる内容でした。
・簡単な模型の作成
今後課題で模型をつくる機会がたくさんあるんですが、その入門編ともいえる模型作成がありました。実際にある名建築の1:100スケールの模型を作成しました。カッターの使い方など基礎を教えてもらうことができました。
・グループワーク
4人ひとグループである課題をしました。ひとり、もしくはひと集団の建築家について調査し、まとめて発表するというものです。基本的な資料は大学の図書館から借りて準備してあるので、それを4人で雑誌風にまとめるというものです。2日目はほぼこのグループワークの発表で終わります。

授業の雰囲気

授業の雰囲気はいたって真面目です。
通う大学だと講義室ではちらほら寝てる人なども見るかと思いますが、週末授業だとそんな人はひとりもいません。授業態度によっては単位をもらえないということも大きいのですが、基本的に皆さん自分のお金で、自分の意思で大学に通ってます。寝てる時間なんてないし、もれなく積極的な姿勢で授業を受けてます。

休憩時間や居残りなど

休憩は時間は講義系の時間帯は先生が適宜とってくれます。昼休憩も学食に人が多い時間を避ける為に、早めにしてくれたりなどの考慮もあります。
課題作成系の時間になると休憩は各々自由にというスタイルです。
居残りは今回はグループワークの課題作成のため20時まで残りました。これは居残りして仕上げなさいと言われてるわけではなく、納得のいく成果をあげるために全員ではないですが自主的に残って課題を作成してる人たちが多かったという情況でした。
今回ははじめての週末授業ということで、与えられた課題もそこまで難易度の高いものでもなく、余裕をもって受けることができました。また自宅課題に取り掛かりやすくなるようにヒントを与えてくれるという授業内容になっており、今後自宅課題を進める上での参考にもなりました。

かかった費用

最後に今回の週末授業にかかったおおまかな費用を書いておきます
※交通費に関しては、私は結構遠くから通ってるので高くなっていますが、人によって全く異なります。宿泊費もしかりです。食費にはあまりお金をかけていないです。
  • 交通費:27,090円(新幹線、在来線、地下鉄)
  • 宿泊費:6,900円(カプセルホテル2泊)
  • 飲食費:約4,000円
  • その他:なし
  • 合計:37,990円
おわり